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腱板損傷が増える40代以降に!予防と早期発見のポイント

  • 2025年06月07日
  • カテゴリー:未分類

肩の痛みや動かしにくさを感じたことはありませんか?40代以降で急増する「腱板損傷」は、早期発見と予防がとても大切です。放置すると日常生活にも支障をきたし、手術が必要になることも。この記事では、腱板損傷の基本情報から、見逃しがちな初期症状、予防法までを専門的な視点で分かりやすく解説します。肩の健康を守るために、ぜひ最後までお読みください。

目次

1. 腱板損傷とは?その正体と発生のメカニズム
1-1:腱板とは何か?肩の構造と役割
1-2:なぜ腱板損傷は40代以降に増えるのか

2. 腱板損傷の初期症状と見逃しやすいサイン
2-1:よくある症状とその特徴(痛み・可動域の低下)
2-2:自己判断を避けるべき理由と医師の診断法

3. 腱板損傷の予防法|40代から意識したい生活習慣
3-1:肩に負担をかけない姿勢と動作のコツ
3-2:自宅でできる簡単な肩周りのストレッチ・運動

4. 腱板損傷の進行とリスク|放置するとどうなる?
4-1:損傷が進行した場合の症状と影響
4-2:手術が必要になるケースとその判断基準

5. 早期発見のためのセルフチェックと定期的な対策
5-1:腱板損傷のセルフチェック方法3選
5-2:病院に行くべきタイミングと診療科の選び方

1. 腱板損傷とは?その正体と発生のメカニズム

1-1:腱板とは何か?肩の構造と役割

腱板とは、肩関節を支える4つの筋肉(棘上筋・棘下筋・小円筋・肩甲下筋)の腱の総称です。これらは腕をスムーズに動かしながら、肩関節の安定性を保つ役割を担っています。日常生活での動作の多くが肩の動きに依存しており、腱板が正常に働くことで自由な腕の動きが可能になります。

1-2:なぜ腱板損傷は40代以降に増えるのか

加齢により腱の柔軟性や血流が低下することで、腱板は摩耗しやすくなります。特に40代以降では、軽微な外力や繰り返しの使用でも損傷が生じやすくなります。加えて、肩のインナーマッスルの衰えや姿勢不良も関係し、気づかないうちに腱板に負荷がかかっているケースが多いのです。

2. 腱板損傷の初期症状と見逃しやすいサイン

2-1:よくある症状とその特徴(痛み・可動域の低下)

腱板損傷の初期症状で多いのが「夜間の肩の痛み」「腕を上げにくい」といった違和感です。痛みは肩の前方や外側に出ることが多く、特定の動作で強くなる傾向があります。特に洗濯物を干す・髪を洗うなどの頭上動作で、痛みが悪化しやすくなります。

2-2:自己判断を避けるべき理由と医師の診断法

四十肩や肩こりと似た症状のため、放置されがちですが、腱板損傷は放置すると悪化するリスクがあります。整形外科では、エコーやMRIによる正確な診断が可能です。早期に専門医を受診することで、手術を避けるための保存的治療が選択できる場合もあります。

3. 腱板損傷の予防法|40代から意識したい生活習慣

3-1:肩に負担をかけない姿勢と動作のコツ

猫背や巻き肩といった姿勢の乱れは、腱板に持続的な負荷をかけてしまいます。日常的に「肩甲骨を引き寄せる」意識を持ち、長時間のスマホやPC作業の際には定期的に姿勢をリセットしましょう。また、重い荷物を片側だけで持つ習慣も、肩の負担を増やします。

3-2:自宅でできる簡単な肩周りのストレッチ・運動

腱板の健康を保つには、肩周囲の柔軟性と筋力維持が大切です。肩甲骨の可動域を広げるストレッチや、軽いチューブトレーニングなどが効果的です。無理のない範囲で、1日5分程度から始めることで、予防効果が高まります。痛みを感じたら中止するのも重要です。

4. 腱板損傷の進行とリスク|放置するとどうなる?

4-1:損傷が進行した場合の症状と影響

損傷が進行すると、肩の動かしづらさや夜間痛が強くなり、腕を上げることが困難になります。腱が完全に断裂すると日常生活に深刻な支障をきたし、簡単な動作すら困難になることも。特に、重症化すると自然治癒が見込めず、保存療法では改善が難しくなります。

4-2:手術が必要になるケースとその判断基準

腱板が完全断裂し、痛みや機能障害が著しい場合は、手術が選択される場合があります。(私が働いていた所では、多くは保存治療となっています。)関節鏡を用いた縫合手術が一般的で、術後にはリハビリが必要です。判断基準は、MRIやエコーでの断裂の程度、年齢、活動レベルなどを総合的に見て医師が決定します。早期対応が予後を左右します。

5. 早期発見のためのセルフチェックと定期的な対策

5-1:腱板損傷のセルフチェック方法3選

  1. 腕を真横に90度まで上げることができるか
  2. 腕を後ろに回して、背中に触れられるか
  3. 夜間に肩の痛みで目が覚めないか
    上記に加え重いものを持つと肩が痛いなどの症状が出ることがありますので、そういった事が多く認められるようであれば、一度受診をお勧めいたします。

5-2:病院に行くべきタイミングと診療科の選び方

症状が1週間以上続いたり、肩の可動域に明らかな変化を感じた場合は、整形外科を受診しましょう。特に「肩専門のクリニック」や「関節外科」を標榜する医療機関が適しています。放置することで治療が長引くため、自己判断せずにプロに相談することが重要です。

【まとめ】

・40代以降になると腱板が弱くなりやすい

・巻き肩やなで肩は腱板のストレスを上げる

・動かしずらさを感じたらまずは整形外科を受診

・保存療法となる場合は、リハビリなどで筋力の保持が必要となる。

当院では、急性期(1~2か月)を過ぎ、慢性期に移行しつつある方であれば腱板損傷の痛みを改善する施術も行っております。ただし、肩関節は日常的に使いやすく治りにくいのも事実なのでゆっくりと治すことが必要となります。ご予約は下記より行っていただき。まずは、お身体の状態を一度把握させてください。

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