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その腰痛、仙腸関節が原因かも?見逃しがちな症状とセルフチェック法

  • 2025年06月27日
  • カテゴリー:未分類

慢性的な腰痛に悩まされていませんか?実はその痛み、「仙腸関節」が原因かもしれません。仙腸関節は骨盤にある重要な関節ですが、痛みの原因として見逃されやすい部分でもあります。本記事では、仙腸関節の基本情報から、特徴的な症状、セルフチェック法、改善策までを詳しく解説します。整形外科や整体に行く前に、自分の体の状態を知るヒントを手に入れましょう。

目次

1. 仙腸関節とは?腰痛との関係性
・1-1 仙腸関節の位置と役割
・1-2 なぜ仙腸関節が腰痛の原因になるのか

2. 見逃されやすい仙腸関節性腰痛の症状
・2-1 一般的な腰痛との違いとは?
・2-2 痛みの出やすい動作・タイミング

3. 自分でできる仙腸関節のセルフチェック法
・3-1 座位・立位での簡単なチェック方法
・3-2 整形外科で行う検査との違い

4. 仙腸関節性腰痛の主な原因と悪化リスク
・4-1 日常生活で悪化しやすい習慣とは?
・4-2 妊娠・出産や姿勢との関係

5. 仙腸関節の痛みを和らげるセルフケア・対策
・5-1 自宅でできるストレッチ・体操5選
・5-2 改善しないときに受けるべき専門的治療

1. 仙腸関節とは?腰痛との関係性

1-1 仙腸関節の位置と役割

仙腸関節は骨盤の一部で、背骨(仙骨)と骨盤(腸骨)をつなぐ関節です。この関節はほとんど動かないため、重要視されにくいものの、上半身の重さを下半身に伝える役割を果たしています。歩行や立ち座りなど、日常的な動作にも関与しており、わずかなズレや炎症でも腰痛を引き起こすことがあります。

1-2 なぜ仙腸関節が腰痛の原因になるのか

仙腸関節は、加齢、出産、長時間の座り姿勢、姿勢の悪さなどにより、炎症やズレを起こすことがあります。その結果、腰の片側だけが痛んだり、座った状態から立ち上がるときに強い痛みが出たりします。

2. 見逃されやすい仙腸関節性腰痛の症状

2-1 一般的な腰痛との違いとは?

仙腸関節性の腰痛は、通常の筋肉性腰痛や椎間板ヘルニアとは異なり、お尻の一部が痛むのが特徴です。特に、お尻の少し上あたりに違和感や鈍い痛みを感じる場合は注意が必要です。朝起きたときや長時間座った後に強くなる傾向もあり、動作によって痛みの出方が変わるのも特徴です。

2-2 痛みの出やすい動作・タイミング

仙腸関節の問題による腰痛は、片足で立ったとき、階段の上り下り、立ち上がりの動作、長時間の同一姿勢などで痛みが強く出ます。また、仰向けに寝ると痛みが増すケースもあります。これらのタイミングで痛む場合、仙腸関節性腰痛の可能性が高くなります。

3. 自分でできる仙腸関節のセルフチェック法

3-1 座位・立位での簡単なチェック方法

自宅でできるチェック法としては、仰向けに寝た状態で膝を抱える、あるいは片足で立ってみて痛みが出るかどうかを確認する方法があります。もうひとつは「FABERテスト」と呼ばれる動作で、片足を反対の膝の上に乗せて押す動き。これで股関節ではなくお尻に痛みが出るなら、仙腸関節が原因かもしれません。

3-2 整形外科で行う検査との違い

医療機関では、仙腸関節に圧力をかけて反応を見る「徒手検査」やMRI・CTによる画像検査が行われます。自宅のセルフチェックではあくまで簡易的な判断しかできませんので、違和感が続く場合は専門医に相談することが大切です。正確な診断を受けることで、的確な治療につながります。

4. 仙腸関節性腰痛の主な原因と悪化リスク

4-1 日常生活で悪化しやすい習慣とは?

長時間のデスクワーク、片足重心での立ち姿勢、運動不足などが仙腸関節に負担をかける習慣です。また、柔らかすぎるソファに長時間座ることも関節のズレを引き起こしやすくなります。こうした習慣の積み重ねが、慢性的な仙腸関節の炎症や不安定性を生み、腰痛を悪化させる原因になります。

4-2 妊娠・出産や姿勢との関係

妊娠・出産による骨盤の開きやホルモン変化は、仙腸関節の不安定さにつながります。特に産後は関節が緩みやすいため、腰痛が出やすい時期でもあります。また、猫背や反り腰といった不良姿勢も、仙腸関節に持続的な負荷を与えるため、改善しない腰痛の背景には姿勢の問題が潜んでいることも少なくありません。

5. 仙腸関節の痛みを和らげるセルフケア・対策

5-1 自宅でできるストレッチ・体操5選

仙腸関節まわりの筋肉を柔らかく保つことが、痛みの予防・改善につながります。おすすめは「膝抱えストレッチ」「お尻のストレッチ」「骨盤の左右回旋運動」「股関節まわりのストレッチ」「ブリッジ運動」など。無理のない範囲で、毎日数分でも継続することで、可動域が広がり、関節の負担が軽減されます。

5-2 改善しないときに受けるべき専門的治療

セルフケアで症状が改善しない場合、整形外科での治療が必要です。物理療法(温熱・電気治療)、理学療法士による運動指導、関節内注射(ブロック注射)などが有効です。慢性的な痛みを放置すると関節の機能が低下することもあるため、早めの診断と適切な治療が回復のカギになります。

【まとめ】

・仙腸関節は骨盤と背骨をつなぐ関節

・仙腸関節は、長時間の同一姿勢で痛くなる

・産後などは、関節がズレやすくなり痛みが出ることもある

・痛みが酷いときは、整形外科に行き診断が必要な場合もある

いかがでしたでしょうか?

仙腸関節と聞いてパッと思いつかない場合があるかと思いますが、腰痛でも多く聞かれる仙腸関節炎というものがあるので、炎症にならないうちに姿勢を整え仙腸関節への負担を減らすことを目指してはみませんか?

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