側弯症の進行を止めたい方へ|悪化を防ぐ生活習慣と姿勢改善法

側弯症(そくわんしょう)は、進行すると腰痛や呼吸機能の低下など、日常生活にさまざまな支障をきたす可能性があります。しかし、正しい生活習慣と姿勢の見直しによって、進行を防ぐことは可能です。この記事では、側弯症の悪化を防ぎたい方に向けて、日常ですぐに実践できる予防法や姿勢改善のポイントを5つのトピックに分けてわかりやすく解説します。自宅でできる簡単ケアも紹介するので、ぜひ最後までご覧ください。
目次
1. 側弯症が進行する原因とは
1-1 骨の成長と重力の影響
1-2 姿勢のクセが与える負担
2. 日常生活で見直すべき習慣
2-1 座り方・立ち方の注意点
2-2 スマホ・PC使用時の工夫
3. 姿勢を整えるためのセルフケア
3-1 壁を使った姿勢チェック法
3-2 姿勢を保つ筋肉の鍛え方
4. 自宅でできる簡単ストレッチ&体操
4-1 背骨の柔軟性を高めるストレッチ
4-2 側弯に効果的な体幹トレーニング
5. 側弯症と向き合うための習慣づくり
5-1 毎日の記録で変化を見える化
5-2 定期的な専門医のチェックを習慣に
1. 側弯症が進行する原因とは
1-1 骨の成長と重力の影響
側弯症は、特に成長期の子どもや思春期に多く見られます。成長に伴い骨格が急激に変化する時期は、背骨に歪みが出やすく、重力による負荷も影響します。筋肉のバランスが崩れていると、左右の背骨への負担が偏り、側弯が進行する可能性が高まります。適切な運動と正しい姿勢を保つことが、成長期の悪化予防に重要です。
原因を詳しく述べた記事はこちら↓
側弯症とは?原因・症状・治し方をわかりやすく解説【元理学療法士・整体師監修】 | 荒川沖姿勢改善整体アース
1-2 姿勢のクセが与える負担
普段の生活で無意識にとっている姿勢が、背骨に悪影響を与えることがあります。例えば、足を組む・片足に体重をかける・スマホを見るときの猫背など、これらのクセが継続すると、背骨のゆがみが固定化されていきます。悪い姿勢を放置すると側弯症の進行を助長するため、日常的に意識的な姿勢改善が必要です。
2. 日常生活で見直すべき習慣


2-1 座り方・立ち方の注意点
長時間のデスクワークや立ちっぱなしの仕事では、体にかかる負担が偏りやすくなります。椅子に浅く腰かけたり、猫背の状態で座り続けると、背骨に無理な力が加わり、側弯のリスクが高まります。椅子には深く腰を掛け、骨盤を立てた姿勢を意識しましょう。立っているときも、両足に均等に体重をかけるよう注意が必要です。
2-2 スマホ・PC使用時の工夫
スマホやパソコンを使う時間が長いと、自然と首が前に出て猫背になりがちです。この姿勢が習慣化すると、背骨全体のカーブが乱れ、側弯が進行する可能性があります。デバイスの高さを目線に合わせ、肩の力を抜いて背筋を伸ばすことが大切です。また、30分に一度は立ち上がってストレッチをするなど、こまめなリセットも効果的です。
3. 姿勢を整えるためのセルフケア
3-1 壁を使った姿勢チェック法
簡単にできる姿勢チェックとして、「壁立ち法」があります。かかと・お尻・背中・後頭部を壁に付けたときに、自然なS字カーブが保たれていれば正しい姿勢です。背中が浮いたり頭が壁に付かない場合、姿勢にゆがみがあるかもしれません。日々チェックすることで、自分の姿勢のクセに気づき、側弯症の悪化を防ぐ意識づけにもなります。
3-2 姿勢を保つ筋肉の鍛え方
正しい姿勢を維持するためには、インナーマッスル(体幹)の強化が欠かせません。特に腹筋・背筋・骨盤周りの筋肉をバランスよく鍛えることで、背骨を安定した状態で支えることができます。おすすめの運動はプランクやドローインなど、無理なく毎日継続できるもの。筋力の向上は、姿勢保持だけでなく側弯の進行予防にも直結します。
筋トレ方法や姿勢の使い方にお困りの方は当院の施術を受けてみて下さい!
4. 自宅でできる簡単ストレッチ&体操
4-1 背骨の柔軟性を高めるストレッチ
背骨周辺の筋肉が硬くなると、可動域が狭まり、姿勢のゆがみが固定化されやすくなります。柔軟性を高めることで、背骨本来の動きを取り戻すことができ、側弯症の悪化予防につながります。おすすめは、キャット&カウ(背骨のしなりを意識したストレッチ)や、胸を開くストレッチなど。深呼吸とセットで行うことで、より効果的です。
4-2 側弯に効果的な体幹トレーニング
側弯症対策としては、筋力と柔軟性をバランスよく鍛えるトレーニングが最適です。特に体幹を中心に強化することで、姿勢の安定感が増し、背骨のズレを防ぐサポートになります。自宅でできる簡単なトレーニングとしては、片足バランス、四つん這いでの対角手足上げ(バードドッグ)などが効果的。無理なく、毎日続けられるものを選びましょう。
5. 側弯症と向き合うための習慣づくり
5-1 毎日の記録で変化を見える化
自分の体の状態を記録することは、側弯症の進行をいち早く察知する手助けになります。日々の姿勢写真やストレッチの実施内容、痛みの有無などをノートやアプリに記録することで、変化に気づきやすくなります。また、成果が見えるとモチベーション維持にもつながります。記録の習慣化は、予防の第一歩です。
5-2 定期的な専門医のチェックを習慣に
側弯症は自己判断だけでは進行具合が分かりにくいため、専門医の定期的な診察を受けることが大切です。進行度に応じて装具療法や運動療法など適切な対処が可能になります。特に成長期の子どもは、数ヶ月ごとのチェックを欠かさないようにしましょう。自分だけで抱え込まず、専門家と連携しながら予防に取り組む姿勢が大切です。
【まとめ】
側弯症の進行には、成長や姿勢のクセなど複数の要因が関係している
日常の「座り方・立ち方・デバイス使用時の姿勢」が悪化の原因になり得る
体幹を支える筋肉を鍛え、柔軟性を高めることで背骨の安定性が増す
簡単なセルフチェックや習慣化が、進行の早期発見や対策に役立つ
定期的な専門医の診察を受け、自己判断せず専門的ケアを取り入れることが重要
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