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手根管症候群とは?症状・原因・治療法を解説

  • 2025年08月01日
  • カテゴリー:未分類

手のしびれや痛みが気になる方、それは「手根管症候群」かもしれません。特にパソコン作業や手作業の多い方に発症しやすい疾患で、早期発見と対処が重要です。本記事では、手根管症候群の基本的な症状や原因、セルフチェック方法、治療法や予防法について、医療的な視点からわかりやすく解説します。日常生活での注意点や、病院に行くべき判断基準も紹介するので、手の違和感が気になる方はぜひ参考にしてください。

目次

1.手根管症候群とはどんな病気?
1-1 手根管の構造と役割
1-2 なぜ手根管症候群が起きるのか

2.手根管症候群の主な症状とは?
2-1 手のしびれ・痛みの特徴
2-2 症状が進行するとどうなる?

3.手根管症候群の原因とリスク要因
3-1 よくある原因(使いすぎ・姿勢・加齢)
3-2 女性や更年期に多い理由とは?

4.診断と治療法|自宅でできる対処法も紹介
4-1 病院での診断方法と治療の流れ
4-2 自宅でできるストレッチと対処法

5.手根管症候群を予防する生活習慣
5-1 再発予防のためにできること
5-2 手首にやさしい日常の工夫とは

1.手根管症候群とはどんな病気?

1-1 手根管の構造と役割

手根管とは、手首にある骨と靱帯で構成されたトンネル状の空間で、9本の腱と正中神経が通っています。この正中神経は、親指から薬指までの感覚と一部の動きを司っています。手根管は狭い構造をしているため、何らかの原因で腱が腫れたり、内部圧が高まると神経が圧迫され、痛みやしびれといった症状が現れるのが「手根管症候群」です。

1-2 なぜ手根管症候群が起きるのか

手根管症候群は、手首を長時間酷使したり、同じ動作を繰り返すことによって正中神経が圧迫されて発症します。パソコンのタイピングやスマホの長時間使用、手作業の多い仕事、さらには妊娠や更年期に伴うホルモンバランスの変化も原因となります。神経の圧迫が慢性的になると、しびれや筋力低下が進行するため、早期の対応が重要です。

2.手根管症候群の主な症状とは?

2-1 手のしびれ・痛みの特徴

手根管症候群の代表的な症状は、親指・人差し指・中指・薬指の一部に現れる「しびれ」や「痛み」です。特に夜間や朝方に強くなる傾向があり、目覚めたときに手がしびれていることもあります。また、ペットボトルのフタを開ける、細かいものをつまむなどの細かい動作がしづらくなることもあります。

2-2 症状が進行するとどうなる?

初期のうちは一時的なしびれだけで済みますが、症状が進行すると、親指の付け根の筋肉(母指球)がやせ細り、握力が低下するようになります。物を落としやすくなったり、ボタンを留めるなどの細かい作業が困難になることも。神経の圧迫が長期間続くと、回復に時間がかかるため、早期の診断と治療が不可欠です。

3.手根管症候群の原因とリスク要因

3-1 よくある原因(使いすぎ・姿勢・加齢)

最も多い原因は、手首の使いすぎや長時間同じ姿勢を続けることです。特にタイピングやマウス操作など、手首を不自然な角度で固定する作業はリスクが高まります。また、加齢に伴う筋肉や腱の変化も要因のひとつです。手を使う頻度が多い人ほど、慢性的な負担が手根管にかかりやすくなります。

3-2 女性や更年期に多い理由とは?

手根管症候群は、女性に多く発症する傾向があります。特に妊娠中や更年期は、ホルモンバランスの変化により体内の水分量が変動しやすく、手根管内の腫れやむくみを引き起こしやすくなります。また、出産直後の育児による手の酷使も影響します。こうしたライフステージの変化が発症の引き金となるのです。

4.診断と治療法|自宅でできる対処法も紹介

4-1 病院での診断方法と治療の流れ

医療機関では、問診と身体所見に加えて、ティネル徴候やファレンテストなどの神経テストが行われます。さらに、必要に応じて神経伝導速度検査で神経の圧迫度合いを確認します。軽症の場合は、手首の安静やサポーター、痛み止めの内服で様子を見ますが、重症例では手術による神経の圧迫解除が必要となることもあります。

4-2 自宅でできるストレッチと対処法

自宅でできるケアとしては、手首のストレッチや冷温交互浴、作業中の姿勢改善などが効果的です。手を休める時間を意識的に取り、キーボードやマウスの高さを調整することで手首の負担を軽減できます。さらに、手首にサポーターを装着して過度な動きを制限するのも有効な方法です。痛みやしびれが続く場合は無理をせず早めに受診を。

5.手根管症候群を予防する生活習慣

5-1 再発予防のためにできること

一度治っても、手根管症候群は再発しやすい病気です。予防には、日常的に手首をいたわる習慣が大切です。長時間のデスクワークでは、1時間ごとに手首を伸ばすストレッチを行うなど、定期的な休憩を取りましょう。また、重い荷物を片手で持つのを避ける、スマホを長時間操作しないなどの意識も重要です。

5-2 手首にやさしい日常の工夫とは

手首への負担を減らすには、まず生活環境の見直しから始めましょう。たとえば、リストレスト付きのマウスパッドを使ったり、パソコン作業時の椅子や机の高さを調整することで、自然な姿勢を保つことができます。また、料理や掃除など家事の際も手首に過度な力がかからないように注意を払いましょう。

【まとめ】

・手根管症候群は、痛みやしびれが主訴となる

・主な原因は、手の使い過ぎで、長期間の放置は生活に支障をきたす

・まずは、整形外科などで診断後にストレッチなどを行い手を安静にすることも効果的

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