指がカクッと引っかかる?それ、ばね指かも|チェック方法と対処法を解説
- 2025年08月12日
- カテゴリー:未分類

「指を曲げ伸ばしすると、カクッと引っかかる感じがする」「痛みや違和感が気になる」――そんな症状、もしかするとばね指かもしれません。ばね指は手指の使いすぎなどが原因で発症する腱鞘炎の一種で、放置すると悪化することもあります。本記事では、ばね指のセルフチェック方法や主な原因、症状の進行段階、対処法、治療の選択肢まで詳しく解説。早めの対処で、日常生活の不便を解消しましょう。
目次
1.ばね指とは?
1-1 ばね指の概要と仕組み
1-2 よく見られる年齢層や職業
2.ばね指のセルフチェック方法
2-1 指が引っかかる・戻らない症状とは
2-2 痛みの部位やタイミング
3.ばね指の原因と悪化リスク
3-1 指の使いすぎと腱鞘の摩擦
3-2 放置することで起こるリスク
4.ばね指の対処法と予防策
4-1 自宅でできるセルフケア方法
4-2 日常生活で気をつけたいこと
5.病院での治療方法
5-1 保存療法(注射・薬・リハビリ)
5-2 手術が必要になるケースとは?
1.ばね指とは?

・1-1 ばね指の概要と仕組み
ばね指とは、指の腱が通るトンネル状の腱鞘(けんしょう)という部分に炎症が起き、腱の動きがスムーズでなくなることで発症する病気です。指を曲げた際に、腱が腱鞘に引っかかり、「カクン」と跳ねるような動作が特徴です。医学的には「狭窄性腱鞘炎(きょうさくせいけんしょうえん)」と呼ばれます。ばね指は進行すると、指が伸びなくなる、痛みで動かせないなど、日常生活に支障をきたす場合があります。早期の発見と対処が非常に重要です。
・1-2 よく見られる年齢層や職業
ばね指は40代以降の女性に多く見られ、更年期との関係が指摘されています。また、パソコン作業が多いオフィスワーカーや、手を酷使する料理人、美容師、主婦などにも多く発症します。手指に繰り返し負荷がかかることで、腱と腱鞘がこすれ合い、炎症が慢性化してしまうのが原因です。近年ではスマートフォンの長時間利用による発症も増加しており、年齢や職業にかかわらず注意が必要です。
2.ばね指のセルフチェック方法
・2-1 指が引っかかる・戻らない症状とは
ばね指の代表的な初期症状は、指を曲げ伸ばししたときに「引っかかる感じ」がすることです。特に朝起きた直後や、長時間手を使ったあとに現れやすいとされています。悪化すると、指を自力で伸ばせず、もう片方の手で無理やり戻すような状態になることもあります。指が“カクン”と弾けるように動く場合は、典型的なばね指の兆候です。軽度の段階でセルフチェックし、早期に対応することが大切です。
・2-2 痛みの部位やタイミング
ばね指による痛みは、主に指の付け根(手のひら側)に集中します。指を曲げたり、物を握ったりしたときにピリッとした痛みを感じることがあります。起床時に症状が強く出るのは、睡眠中に腱が硬直しているためです。日中は痛みが緩和されることもありますが、症状が進行すると常に違和感や痛みが残るようになります。少しでも違和感がある場合は、症状を記録しておくと医師に相談しやすくなります。
3.ばね指の原因と悪化リスク
・3-1 指の使いすぎと腱鞘の摩擦
ばね指の主な原因は、手や指の使いすぎによって腱と腱鞘の摩擦が繰り返され、炎症が起こることです。特に同じ動作を長時間続けるような作業では、腱鞘に過度な負担がかかり、狭くなって腱がスムーズに動かなくなります。例えば、パソコンのタイピングやスマートフォンの操作、包丁を長時間使う料理などが引き金になることがあります。日常生活での使い方を見直すことが、予防にもつながります。
・3-2 放置することで起こるリスク
ばね指を軽い腱鞘炎と考えて放置してしまうと、症状は徐々に悪化していきます。初期は「違和感」程度でも、次第に痛みが強くなり、指がロックされて動かなくなるケースもあります。さらに、慢性的な炎症により組織が変形し、手術が必要になることも。治療が遅れると、回復に時間がかかるだけでなく、可動域が完全に戻らない可能性もあるため、違和感を感じた段階での対応が重要です。
4.ばね指の対処法と予防策
・4-1 自宅でできるセルフケア方法
軽度のばね指であれば、自宅でのセルフケアで症状の進行を抑えることができます。まずは患部を安静に保ち、指を酷使しないように意識しましょう。アイシングで炎症を抑えたり、温めて血流を良くすることも有効です。ストレッチや軽いマッサージも血流改善に役立ちます。また、市販のテーピングやサポーターを使って、指の動きを制限し負担を減らすのもおすすめです。毎日の継続が予防・改善の鍵です。
・4-2 日常生活で気をつけたいこと
ばね指を悪化させないためには、日常生活での習慣を見直すことが大切です。長時間のスマホ操作やタイピングは、適度に休憩を挟み、指に負担がかからない姿勢を心がけましょう。また、重いものを持つときや作業をするときには、手のひら全体を使って力を分散させる意識を持つことも有効です。睡眠中の手の位置にも注意し、圧迫しないよう工夫しましょう。生活の中で「使いすぎ」を防ぐ意識が予防の第一歩です。
5.病院での治療方法
・5-1 保存療法(注射・薬・リハビリ)
病院ではまず保存療法が行われます。一般的には、患部にステロイド注射をして炎症を抑える方法が有効で、早期であれば数回の注射で症状が改善するケースもあります。また、痛み止めや消炎薬の内服、外用薬も併用されます。理学療法として、手指のストレッチや超音波治療を行うこともあります。保存療法は身体への負担が少ないため、まずはこの方法から試すのが一般的です。
・5-2 手術が必要になるケースとは?
保存療法でも改善が見られない場合や、指のロックが頻繁に起こるようになった場合は、手術が検討されます。ばね指の手術は比較的短時間で済み、局所麻酔で行われることが多いです。腱鞘の一部を切開し、腱の動きをスムーズにすることで再発を防ぎます。術後はリハビリが必要ですが、再発率は低く、指の動きも比較的早く回復します。医師との相談の上で、適切な治療法を選びましょう。
【まとめ】
・ばね指は、指の使い過ぎにより腱の通り道が炎症を起こす病気
・初期症状は、「引っ掛かる感じ」などがある
・患部を冷やしたり、テーピングしたりなどセルフケア方法もある
・基本的な病院での治療は、保存療法。手術療法は、医師との相談。
いかがでしたでしょうか?
ばね指により細かい作業が大変になったりする方も多く見てきました。我慢しがちな病気にですが、放置すると将来的には手術になる事もあるため、状況に合わせて早めの対処をすることが重要と考えます。超音波などの温熱療法と併用しながら行うのが理学療法としてよくやっていましたが、当院にはないので専門機関での施術を行う事が重要だと思います。
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