ストレートネックの原因と治し方|症状とセルフ対策も紹介
- 2025年08月15日
- カテゴリー:未分類

最近、「ストレートネック」という言葉をよく耳にしませんか?スマホやパソコンの長時間使用により、首に大きな負担がかかり、肩こりや頭痛といった症状を引き起こすことがあります。この記事では、ストレートネックの原因・症状をわかりやすく解説し、今すぐできるセルフケアや予防法についてもご紹介します。自宅で簡単にできる改善法を知って、健康的な首の状態を取り戻しましょう。
目次
1. ストレートネックとは?
1-1. ストレートネックの定義と仕組み
1-2. 正常な首との違いとは?
2. 原因|なぜストレートネックになるのか?
2-1. スマホ・PC使用による姿勢の崩れ
2-2. 筋力低下や生活習慣の影響
3. 症状|ストレートネックで起こる不調
3-1. 肩こり・頭痛・めまいなどの代表的症状
3-2. 放置するとどうなる?慢性化リスク
4. セルフチェックと診断方法
4-1. 自宅でできるストレートネックのチェック法
4-2. 医療機関での診断と検査内容
5. 改善方法と予防法
5-1. 自宅でできるストレッチ・体操
5-2. 姿勢改善と日常生活での注意点
1. ストレートネックとは?

1-1. ストレートネックの定義と仕組み
ストレートネックとは、本来ゆるやかなカーブを描いているはずの首の骨(頚椎)が、まっすぐになってしまっている状態を指します。この弯曲は、頭の重さを分散し、衝撃を吸収するために必要な構造です。しかし、首のカーブが失われることで、筋肉や神経に過度な負担がかかり、さまざまな不調を引き起こします。特に現代では、スマホやパソコンの使用により、下を向いた姿勢を長時間続けることでこの状態になる人が急増しています。
1-2. 正常な首との違いとは?
正常な頚椎は30〜40度のカーブを持ち、重い頭部を自然な形で支えています。一方、ストレートネックはこのカーブが失われ、首が垂直に近い状態になります。そのため、わずか15度の前傾姿勢でも頭の重さは3倍以上の負担となり、首・肩・背中に大きなストレスがかかるのです。これが慢性的なコリや痛みの原因になり、身体全体のバランスも崩れる可能性があります。
2. 原因|なぜストレートネックになるのか?
2-1. スマホ・PC使用による姿勢の崩れ
最も大きな原因は、スマホやパソコンを長時間使用する現代的な生活習慣です。画面を見るために顔を下に向けることで、首が前方に突き出し、猫背になりやすくなります。この前傾姿勢を続けると、首の自然なカーブが徐々に失われ、ストレートネックへと進行します。特にスマホは無意識のうちに覗き込む姿勢になりがちで、若年層にも急増している問題です。
2-2. 筋力低下や生活習慣の影響
姿勢の崩れに加え、首や背中周りの筋力が低下することもストレートネックの一因です。長時間座りっぱなしの生活、運動不足、柔軟性の低下などが影響し、正しい姿勢を維持できなくなります。また、枕の高さが合っていない、うつぶせで寝るなど、睡眠時の姿勢も首に負担をかける要因となります。こうした生活習慣の見直しも、予防には欠かせません。
3. 症状|ストレートネックで起こる不調
3-1. 肩こり・頭痛・めまいなどの代表的症状
ストレートネックの主な症状には、首や肩のこり、慢性的な頭痛、めまい、眼精疲労などがあります。特に肩こりは、首の筋肉に常に負担がかかっている証拠です。また、首周りの神経が圧迫されることで、自律神経が乱れ、吐き気や不眠を引き起こすこともあります。単なる肩こりと軽視せず、ストレートネックが背景にある可能性を疑ってみましょう。
3-2. 放置するとどうなる?慢性化リスク
ストレートネックを放置すると、症状が慢性化し、日常生活に大きな支障をきたすようになります。さらに悪化すると、首のヘルニアや頚椎症など、より深刻な整形外科的疾患につながるケースもあります。早期に原因を特定し、正しいケアを行うことで、悪化を防ぎ、再発も防止できます。違和感がある段階で対応することが、健康維持の鍵となります。
4. セルフチェックと診断方法
4-1. 自宅でできるストレートネックのチェック法
自宅でも簡単にストレートネックかどうかをチェックする方法があります。壁にかかと、腰、背中、後頭部をつけて立ったとき、後頭部が壁につかない、もしくは無理に押しつけないとつかない場合は、ストレートネックの可能性があります。また、横から見て首が前に突き出ていると感じる人も要注意。この簡易チェックは、日常的に自分の姿勢を見直すきっかけにもなります。
4-2. 医療機関での診断と検査内容
確実な診断を得たい場合は、整形外科や整体院での診察をおすすめします。レントゲン撮影により、頚椎の弯曲角度を測定し、ストレートネックかどうかを客観的に判断します。病院では、首周りの可動域、神経の圧迫状況、筋肉の緊張度なども併せてチェックされるため、他の疾患との区別も可能です。気になる症状が長引く場合は、早めの受診が大切です。
5. 改善方法と予防法
5-1. 自宅でできるストレッチ・体操
ストレートネックの改善には、首・肩・背中の柔軟性を高めるストレッチが有効です。例えば、首を後ろにゆっくり反らせる「あご引き体操」や、肩甲骨を寄せるエクササイズは、日常に取り入れやすい方法です。1日3分程度でも継続することで、首の自然なカーブを取り戻す効果が期待できます。無理をせず、痛みが出ない範囲で行うのがポイントです。
5-2. 姿勢改善と日常生活での注意点
ストレートネックを防ぐには、普段の姿勢を見直すことが最も重要です。スマホを見るときは目線の高さを上げ、パソコン作業時は画面を目の高さに調整しましょう。また、座るときの骨盤の位置、椅子の高さ、背もたれの角度なども意識することで、自然と良い姿勢が維持できます。さらに、適度な運動やストレッチを習慣化することが、再発予防にもつながります。
【まとめ】
・ストレートネックは、スマホやパソコンなどで下向きの姿勢を長くとる事で発症してしまう
・放置してしまうと、慢性的な肩こり、頭痛、めまいなどを抱えることになる
・検査としては、整形外科などでレントゲンを撮る事や、鏡などで自らの姿勢をチェックすることも可能
・生活の中で、下を向く姿勢をなるべく減らすようにしストレートネックを予防することも重要
いかがでしたでしょうか?
ストレートネックは、スマートフォンやパソコンが普及した現代では多くの方が悩みの一つとされています。ストレートネックの研究はどんどんされていますが、広島大学の研究では僧帽筋の筋活動異常が原因にもなると考えられているようです。良い姿勢を取る事が僧帽筋の筋活動を抑制しストレートネックを防ぐ事が出来ると考えます。どのように姿勢を取るのかを、当院で一緒に考えてみてはいかがでしょうか?
【研究成果】頭頚部前方位姿勢による疲労感は僧帽筋の過剰な筋活動に起因することを発見! | 広島大学
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