頚椎ヘルニアの原因と予防法まとめ|デスクワークの人は要注意!
- 2025年09月01日
- カテゴリー:未分類

長時間のパソコン作業やスマホの使用により、首や肩に負担がかかる現代人。特にデスクワーク中心の生活を送る人は「頚椎ヘルニア」になるリスクが高まっています。首の痛みや手のしびれは、すでにそのサインかもしれません。本記事では、頚椎ヘルニアの主な原因と予防法を分かりやすく解説。日常生活でできる対策から医療的なアプローチまで、5つのトピックに分けて紹介します。
目次
1.頚椎ヘルニアとは?基本を知ろう
1-1:頚椎ヘルニアの定義と症状
1-2:軽度〜重度のケースと診断方法
2.主な原因は?デスクワークが危険な理由
2-1:長時間の前傾姿勢が首に与える負担
2-2:PC作業やスマホ操作のリスク
3.日常でできる予防法
3-1:正しい姿勢の作り方と維持法
3-2:こまめなストレッチと休憩法
4.自宅でできるセルフケア
4-1:おすすめのストレッチ&体操
4-2:枕・マットレスの見直しポイント
5.症状が出たら?受診と治療のすすめ
5-1:何科を受診すべき?受診の目安と費用感
5-2:保存療法と手術の違いとは?
1.頚椎ヘルニアとは?基本を知ろう

1-1:頚椎ヘルニアの定義と症状
頚椎ヘルニアとは、首の骨(頚椎)の間にある椎間板が飛び出し、神経を圧迫する状態です。加齢や姿勢の悪さによって椎間板が変形しやすくなり、首の痛みや肩こり、手や腕のしびれ、力が入りにくいなどの症状が現れます。初期は違和感程度ですが、放置すると症状が悪化することもあります。早期の気づきと対応が重要です。
1-2:軽度〜重度のケースと診断方法
頚椎ヘルニアは軽度なら自然に回復する場合もありますが、神経への圧迫が強いと慢性的な痛みや運動障害を引き起こします。症状が続く場合は、整形外科での診察が推奨されます。診断にはMRIが有効で、椎間板の変性や神経の圧迫状態が可視化されます。早めの受診が、悪化を防ぐカギとなります。
2.主な原因は?デスクワークが危険な理由
2-1:長時間の前傾姿勢が首に与える負担
長時間にわたり前かがみになる姿勢は、頚椎への負担が非常に大きくなります。特に、モニターの高さが合っていないと、首を前に突き出すような「ストレートネック」になりやすく、頚椎ヘルニアのリスクが高まります。人間の頭は約5kgあり、前に傾ける角度によって首への負荷は数倍に増加します。正しい姿勢の維持は非常に重要です。
2-2:PC作業やスマホ操作のリスク
現代人は1日平均7時間以上、画面を見る時間があるとも言われています。特にスマートフォン操作はうつむき姿勢になりがちで、首の筋肉と椎間板に大きな負担をかけます。デスクワーク時も、キーボードやマウスの位置が悪いと無意識に姿勢が崩れ、頚椎の変形を進行させる原因になります。環境の見直しは予防の第一歩です。
3.日常でできる予防法
3-1:正しい姿勢の作り方と維持法
予防にはまず、正しい姿勢を意識することが大切です。イスは背もたれにしっかり背中をつけ、膝と股関節が90度になるよう調整しましょう。モニターの上部が目の高さになるように設置し、顎を引いた姿勢を意識すると首の負担が軽減されます。クッションやフットレストを活用するのも効果的です。定期的に姿勢を見直す習慣をつけましょう。
3-2:こまめなストレッチと休憩法
長時間の作業中でも、1時間に1回は立ち上がって首や肩をほぐすのが理想です。簡単なストレッチとしては、首をゆっくり回す、左右に倒す、肩をすくめて脱力するなどがあります。5分でも立ち上がることで血流が改善し、筋肉の緊張が和らぎます。タイマーを使って定期的な休憩を促す工夫もおすすめです。
4.自宅でできるセルフケア
4-1:おすすめのストレッチ&体操
頚椎に負担をかけずに行えるストレッチとして、「タオルを使った首の牽引ストレッチ」や「肩甲骨を動かす体操」が効果的です。いずれも無理のない範囲で行うことがポイント。首を強く回したり引っ張ったりすると悪化する恐れがあるため、ゆっくりとした動作で行いましょう。継続することで首の可動域が広がり、症状緩和が期待できます。
4-2:枕・マットレスの見直しポイント
寝具も頚椎ヘルニア予防に大きな影響を与えます。枕は高すぎても低すぎても首に負担がかかるため、自分の首のカーブに合った「頚椎サポート枕」がおすすめです。マットレスは硬すぎず、体圧分散に優れたものを選ぶとよいでしょう。睡眠中は体の修復時間でもあるため、快適な寝姿勢は健康維持に欠かせません。
5.症状が出たら?受診と治療のすすめ
5-1:何科を受診すべき?受診の目安と費用感
頚椎ヘルニアが疑われる場合、まずは整形外科の受診が適切です。手や腕のしびれ、痛みが数日以上続く、首を動かすと激痛が走るなどの症状があれば、すぐに受診しましょう。症状に応じて神経内科を紹介されるケースもあります。
5-2:保存療法と手術の違いとは?
頚椎ヘルニアの治療は、ほとんどが保存療法から始まります。薬物療法(消炎鎮痛剤)、リハビリ、首の装具(カラー)などで痛みの緩和を図ります。症状が軽ければ数週間〜数ヶ月で改善することも多いです。一方、麻痺や排尿障害がある重度のケースでは、手術による神経の圧迫除去が検討されます。医師と相談しながら治療法を選択しましょう。
【まとめ】
- 頚椎ヘルニアは、首の椎間板が神経を圧迫することで起こり、しびれや痛みなどの症状を引き起こす。
- 原因の多くは「姿勢の悪さ」や「長時間のデスクワーク」による首への負担の蓄積にある。
- 予防には、正しい姿勢の維持、モニターや椅子の調整、こまめなストレッチが効果的。
- 自宅でもできるセルフケア(ストレッチや寝具の見直し)で、首への負担を軽減できる。
- 症状が現れた場合は、早めに整形外科を受診し、保存療法や手術など適切な治療を受けることが大切。
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