側弯症
側弯症とは
背骨は頸椎7個、胸椎12個、腰椎5個、仙椎1個、尾骨1個の計26椎で構成されています。側弯症とは、この脊椎の一部が弯曲することを指します。

原因は?
機能性側弯と構築性側弯とに分類され、機能性側弯は一時的な側弯(痛みによるもの)、構築性側弯は長い年月によって完成されたものを指します。また、原因が特定されていない特発性側弯症というのもあります。
特発性側弯症
①乳幼児期側弯症:3歳以下で発症し、男児に多い
②学童期側弯症:4~9歳に発症し、進行する例が多く見られる
③思春期側弯症:10歳以降に発症し、多くは女子
側弯症学会HPより参照

側弯症になったらどうする?
基本的には、軽度であれば経過観察となるようです。状態がひどい場合は、装具療法、手術療法などが選択されることがあります。
また、小児かそれ以外の症状かで治療法が異なります。小児であれば当院ではシュロス法(ヨーロッパ医師発案の方法)、加齢やケガによる側弯はストレッチと筋力トレーニングなどを行い改善を目指します。
側弯症による症状
・外見上の異常(背中にコブのような骨が出る)
・心理的負担、ストレス
・痛み(肩こり・背部・腰部)
・神経症状
・呼吸器機能低下
当院での施術方法
当院ではシュロス法に基づいた施術を行っていきます。もちろん、骨粗しょう症になっている方などは、十分に配慮致しますので体がどうしても傾いてしまうという方は一度施術を経験してみてはいかがでしょうか?