腰椎分離症
腰椎分離症とは?
腰椎分離症は、腰椎に圧力がかかり骨折することにより生じます。椎骨は3パートに分かれ、前方部分を椎体、その後ろを椎弓根、後方の部分を椎間関節・関節突起・棘突起があります。椎弓根の一部は衝撃に弱く、ジャンプや腰をねじるなどの激しい運動の繰り返しでひびが入り、さらに圧力が加わることで疲労骨折を起こし腰椎分離症となります。好発部位は、圧力のかかりやすい第5腰椎です。年齢としては10~15歳の少年に多く、その後すべり症に移行する可能性があります。

症状
腰痛・しびれ・下肢痛など腰部~下肢を中心とした症状がでます。
病院での一般治療
病院での治療は、MRIやレントゲン写真を撮り疲労骨折の程度の確認をしコルセットにて安静をしていく事となります。その間はスポーツなどの運動は原則禁止になることが多くなります。
当院での分離症
コルセットを使用している場合は、外さずに姿勢の改善を目指します。コルセットをしていると体幹筋力が弱くなり姿勢を保つ事が困難になるため、適切な体の使い方・筋力向上を目標とします。
姿勢を保つには、コルセットなどをしていた期間程度の時間はかかる可能性がございます。ですが、しっかりと行わないと、痛みが悪化していく可能性がありますので適切な体の使い方を目指してみませんか?