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腰痛のレッドフラッグ5選|見逃せない危険サインとは?

  • 2025年06月26日
  • カテゴリー:未分類

腰痛は多くの人が経験する症状ですが、なかには命に関わる病気が隠れていることもあります。特に「レッドフラッグ」と呼ばれる危険な兆候には注意が必要です。本記事では、腰痛に潜むレッドフラッグ症状を5つに絞ってわかりやすく解説。放置してはいけないサインを見極め、早期の受診・適切な対応につなげるための情報をお届けします。

目次

1.腰痛のレッドフラッグとは?
・1-1 レッドフラッグの定義と役割
・1-2 なぜ腰痛で注意が必要なのか

2.危険サイン①:安静にしても痛む腰痛
・2-1 夜間痛や安静時の痛みの特徴
・2-2 疑われる疾患と受診の必要性

3.危険サイン②:発熱・体重減少を伴う
・3-1 全身症状がある腰痛の見極め方
・3-2 癌や感染症との関連性

4.危険サイン③:感覚異常や下肢のしびれ
・4-1 排尿障害・しびれ・筋力低下が出たら注意
・4-2 馬尾症候群など重篤な神経疾患の可能性

5.危険サイン④⑤:外傷歴やがんの既往
・5-1 転倒・事故後の腰痛は即受診を
・5-2 がん・免疫低下・ステロイド使用者が注意すべきこと

1.腰痛のレッドフラッグとは?

・1-1 レッドフラッグの定義と役割

「レッドフラッグ」とは、医療の現場で使われる言葉で、重大な病気や緊急性の高い状態を示唆する“危険信号”を意味します腰痛は多くの人が経験するありふれた症状ですが、中には命に関わる疾患が潜んでいることもあります。これらの可能性を早期に見つけるために、医師は問診や診察時にレッドフラッグの有無を確認します。適切に見極めることで、深刻な病気の早期発見と迅速な治療につながります。

・1-2 なぜ腰痛で注意が必要なのか

腰痛の原因の多くは筋肉や関節の一時的なトラブルですが、なかには感染症、がん、神経障害など深刻な疾患が隠れていることがあります。こうした疾患を見逃してしまうと、命に関わるケースや、手遅れになるリスクもあります。そのため、腰痛を「よくあること」と軽視せず、レッドフラッグのサインがないかを慎重に確認することが非常に重要です。

2.危険サイン①:安静にしても痛む腰痛

・2-1 夜間痛や安静時の痛みの特徴

通常の腰痛は、休んでいると痛みが和らぐ傾向があります。しかし、夜間や安静時にも痛みが続く場合は注意が必要です。これは、筋肉や骨の炎症、がんの骨転移、脊椎感染症などが関与している可能性があり、放置すると進行してしまうリスクがあります。特に夜間に痛みで目が覚める場合は、レッドフラッグと考えられます。

・2-2 疑われる疾患と受診の必要性

夜間痛や安静時痛が続く場合、がんの骨転移、椎体炎、骨粗しょう症による圧迫骨折などが疑われます。これらは画像検査(MRIやCT)などで早期診断が必要なケースが多く、整形外科や内科の受診が推奨されます。痛みの経過を記録し、異常を感じたら早めに医療機関を受診しましょう。

3.危険サイン②:発熱・体重減少を伴う

・3-1 全身症状がある腰痛の見極め方

腰痛に加えて「発熱」や「原因不明の体重減少」が見られる場合は、全身性の疾患が疑われます。特に発熱は感染症や炎症性疾患を示唆し、体重減少はがんや慢性疾患の可能性を示すことがあります。これらの症状が腰痛と同時に現れた場合は、単なる筋肉痛ではなく、内部に深刻な原因が潜んでいる可能性が高いです。

・3-2 癌や感染症との関連性

がん(悪性腫瘍)の骨転移や脊椎への感染(脊椎炎・膿瘍)は、発熱や体重減少といった全身症状を伴うことがあります。特に高齢者や免疫力が低下している人では、見逃されやすく、進行が早いのが特徴です。このようなサインがある場合は、整形外科だけでなく内科的な精密検査も必要になることがあります。

4.危険サイン③:感覚異常や下肢のしびれ

・4-1 排尿障害・しびれ・筋力低下が出たら注意

腰痛とともに「足のしびれ」や「感覚異常」「排尿・排便の障害」がある場合は、神経が圧迫されている可能性があります。とくに、下肢の脱力や麻痺、おしっこが出にくい・漏れるといった症状が出ている場合は、馬尾症候群などの緊急性の高い神経障害が疑われます。これらは時間との勝負で、迅速な治療が必要です。

・4-2 馬尾症候群など重篤な神経疾患の可能性

馬尾症候群は、腰椎の中を通る神経束(馬尾神経)が圧迫される重篤な病態で、早期に手術が必要になることもあります。放置すると排尿障害や下肢のまひが残る可能性があります。腰痛に加えて感覚が鈍い、足が動かしにくい、排尿が変だと感じたら、すぐに救急外来を受診する必要があります。

5.危険サイン④⑤:外傷歴やがんの既往

・5-1 転倒・事故後の腰痛は即受診を

最近転んだ、交通事故に遭った、重い物を持ち上げたなどの外傷後に腰痛が現れた場合は、骨折や椎間板損傷の可能性があります。特に高齢者では、軽微な転倒でも圧迫骨折が起こることがあり、見た目に異常がなくても注意が必要です。すぐに整形外科でレントゲンやMRI検査を受けることが推奨されます。

・5-2 がん・免疫低下・ステロイド使用者が注意すべきこと

過去にがんの診断を受けた人、慢性疾患でステロイドを使っている人、糖尿病や免疫力が低い人は、通常の腰痛でもレッドフラッグの可能性が高まります。これらの背景がある場合、腰痛の原因が悪性腫瘍や感染症であることも多く、自己判断せず、医師に既往歴をしっかり伝えることが重要です。

【まとめ】

・医療現場でのレッドフラッグとは、重大な病気や危険性を持っている可能性があること

・動いていない時に痛みがでるのは危険かもしれない

・腰痛から、下肢の感覚障害、脱力、膀胱直腸障害(排尿便の障害)が出る場合は注意

・慢性的にステロイドを服薬、過去にガンの診断歴、骨粗しょう症と言われたことがある方は注意が必要

いかがでしたでしょうか?

ただの腰痛といってもさまざまな危険な信号が隠れている可能性があります。痛みが尋常じゃなく強かったり、異常な感覚が起こる際にはまずは整形外科などで診断を受ける必要があるというのが今回の記事で伝わったかと思います。単なる腰痛とは思わずに、痛みが出たら一度精査してみることをお勧めいたします。

もし整形外科で異常がないという場合で痛みがある方は、慢性痛の部類になるかと思われますのでという院での施術も一度検討してみてはいかがでしょうか?

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