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鎖骨骨折の痛みはいつまで?生活への影響と回復のコツ

  • 2025年06月28日
  • カテゴリー:未分類

鎖骨骨折をすると、日常生活に支障が出るほどの痛みを感じることがあります。特に「痛みはいつまで続くの?」「仕事や家事にどんな影響がある?」といった不安を抱く方は多いでしょう。この記事では、鎖骨骨折による痛みの期間やピーク時期、生活への影響、回復のための対策について詳しく解説します。リハビリや注意点も紹介しますので、少しでも早く不安を軽減したい方はぜひご覧ください。

目次

1. 鎖骨骨折の痛みの特徴と経過
・1-1 初期の痛みはどの程度?
→ 鋭い痛み・腫れ・動かせないなどの症状の特徴を解説。
・1-2 痛みが和らぐまでの期間は?
→ 急性期・慢性期の目安と個人差のポイントを解説。

2. 痛みが生活に与える影響
・2-1 着替えや睡眠への支障
→ 寝返り・シャツの脱着など困難になる動作の説明。
・2-2 仕事・家事への影響と対応策
→ 肩を使う作業や通勤への配慮、周囲との相談方法。

3. 痛みを和らげるための対処法
・3-1 アイシング・鎮痛剤の使い方
→ 急性期の正しい冷却や市販薬・病院処方薬の活用法。
・3-2 自宅でできるセルフケア
→ 姿勢の工夫・患部をかばうコツ・休養のとり方など。

4. リハビリと回復期の過ごし方
・4-1 医師に指示されたリハビリ内容
→ 関節可動域訓練・筋力回復の具体例を紹介。
・4-2 無理をしない生活リズムのコツ
→ 焦らず進めるポイントと心構えの提案。

5. 注意すべき症状と医師に相談すべきタイミング
・5-1 痛みが引かない・悪化する場合
→ 二次的な障害・偽関節のリスクについて言及。
・5-2 合併症や手術が必要なケース
→ 神経圧迫・変形治癒など重症化の可能性と判断材料。

1. 鎖骨骨折の痛みの特徴と経過

・1-1 初期の痛みはどの程度?

鎖骨骨折直後は、激しい鋭い痛みを伴うことが多く、腕を動かすことが困難になります。骨がずれている場合は見た目にも変形が見られることがあります。また、腫れや内出血、呼吸時の不快感を訴えるケースもあります。特に痛みは骨折直後の数日間がピークで、咳や深呼吸、肩の動きによって強くなります。応急処置としては三角巾で腕を固定し、速やかに整形外科を受診することが大切です

・1-2 痛みが和らぐまでの期間は?

痛みのピークは通常1週間程度で、その後は徐々に緩和していきます。ただし、完全に痛みが取れるまでには6〜8週間かかるのが一般的です。保存療法であっても、骨がくっつくまでには一定の時間が必要です。また、骨の状態や年齢、体質によって回復期間には個人差があります。痛みが長引く場合や再発するような場合は、骨癒合の遅れや神経圧迫の可能性もあるため、再度受診しましょう。

2. 痛みが生活に与える影響

・2-1 着替えや睡眠への支障

鎖骨骨折後は腕を動かすのが困難になるため、シャツの脱ぎ着やブラジャーの着用など日常的な動作に大きな支障が出ます。特に寝返りの際に痛みが走り、十分に眠れないこともあります。就寝時は骨折側を上にして横向きになる、あるいは背中にクッションを入れて体を固定するなどの工夫が必要です。また、枕の高さや寝具の柔らかさも影響するため、自分に合った寝方を探すことが重要です。

・2-2 仕事・家事への影響と対応策

腕が上がらない、重い物が持てないといった制限により、仕事や家事にも大きな支障が出ます。特に手作業が多い仕事や育児、掃除・料理などの家事を行う方は、周囲の協力を得ることが大切です。職場には診断書を提出し、業務の軽減や在宅勤務への変更を相談しましょう。また、骨折初期は無理をせず、家族やサービスのサポートを積極的に利用することが回復を早めるカギとなります。

3. 痛みを和らげるための対処法

・3-1 アイシング・鎮痛剤の使い方

痛みが強い初期段階では、患部を冷やすことで腫れや炎症を抑えることができます。氷嚢や保冷剤をタオルで包み、1回15〜20分を目安に数回繰り返すのが基本です。また、整形外科で処方される鎮痛薬(NSAIDs)や湿布薬は、痛みのコントロールに非常に有効です。市販薬を使用する際も、医師や薬剤師に相談しながら使うと安心です。自己判断で薬の量を増やすことは避けましょう。

・3-2 自宅でできるセルフケア

安静にしながらも、痛みを悪化させない生活習慣を意識することが大切です。例えば、患部をかばいながらも姿勢を保ち、肩や首の筋肉が硬直しないように意識しましょう。また、患部を動かさないようにするため、三角巾や固定バンドを使用するのも有効です。無理な動作は避け、できるだけストレスをためずに休養を取ることで、自然治癒を促す環境が整います。

4. リハビリと回復期の過ごし方

・4-1 医師に指示されたリハビリ内容

骨が癒合し始めたら、医師の指導のもとでリハビリを開始します。初期は肩関節の可動域を保つためのストレッチ、次第に筋力トレーニングへと進めていきます。無理に動かすと再骨折のリスクがあるため、必ず医療従事者のアドバイスに従って行うことが重要です。リハビリは痛みを伴うこともありますが、正しく行うことで回復がスムーズになり、後遺症を防ぐことができます。

・4-2 無理をしない生活リズムのコツ

回復期は「もう動けそう」と思っても無理をしがちです。実際には骨が完全に癒合していないことも多く、焦って動かすことで再度の痛みや後遺症を引き起こすことがあります。無理をせず、1日のスケジュールを軽めに設定し、疲労を感じたらすぐに休むようにしましょう。可能であれば、職場復帰や運動再開の時期も医師と相談し、自分の体の状態を客観的に把握することが大切です。

5. 注意すべき症状と医師に相談すべきタイミング

・5-1 痛みが引かない・悪化する場合

通常、時間とともに痛みは軽減しますが、2週間以上経っても強い痛みが続く、あるいは日ごとに痛みが悪化するような場合は注意が必要です。骨の癒合が進んでいない「偽関節(ぎかんせつ)」や、周囲の神経や血管が損傷している可能性もあります。特に腕にしびれや感覚異常がある場合は、速やかに整形外科を再受診し、レントゲンやMRIで再評価を受けましょう。

・5-2 合併症や手術が必要なケース

ずれたまま骨が癒合してしまう「変形治癒」や、周囲の神経・血管を圧迫するケースでは、保存療法ではなく手術が必要になることがあります。特に骨折線が複雑な場合や、2週間以上経っても改善が見られない場合は、プレート固定などの手術が検討されます。痛みが長引いたり、肩の可動域が狭くなってきたと感じたら、早めに医師に相談することが後遺症を防ぐカギとなります。

【まとめ】

・痛みのピークは3~5日、骨癒合までは一定の期間がかかるため安静が必要

・骨癒合を進めるために、肩を動かすことが出来なくなるため肩の動きが悪くなる

・少しずつ動かす範囲を増やす(医師に許されている範囲のなかで)

・無理をすると変形してしまう可能性があるため注意が必要(歩きすぎないなど)

いかがでしたでしょうか?

鎖骨は、肩関節の動きを出すのに重要な骨になります。その鎖骨が骨折してしまうと、肩関節の動きが制限されてしまいます。鎖骨は直接固定することが出来ない難しい骨のため肩関節の動きをなるべく出さないようにしながら、骨の癒合が進むまでは我慢しなくてはいけません。もし、骨癒合が終わり方がなかなか上がらない方は、鎖骨骨折後の施術経験のある当院での施術を一度体験してみてはいかがでしょうか?

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